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2007年9月13日 (木)

女子十二楽坊松本公演2007(その2)

最初にちょっと書いたように、前半は深い青色の衣装でしたが。後半は赤の衣装に着替えたメンバーが登場です。

まずは揚琴のマー・ジンジンさんと、ヤン・ソンメイさんの二人が揚琴だけで演奏する「美麗的非州(美しいアフリカ)」という曲。2台の演奏が美しく絡み合う素晴らしい演奏。なじみのファンからの「好!(ブラボー)」の声援に気づいたマー・ジンジンさんはにっこり。

次は最新アルバム「上海」から「バッハ・トリビュート(バッハのバイオリン協奏曲第1番イ短調第1楽章から)」デビューアルバムに入っていた曲ですが、今回アレンジをちょっと変えてより完成度を高めての演奏。私、個人的にバッハのこの曲はあまり好きでなかったんですが、今回の演奏は結構気持ち良く聞けました。

次の古筝のジョウ・ジエンナンさんと琵琶のシー・ジュエンさんで演奏される「山水」。実は始まる前に二人ともチューニングをして、楽器をベストの状態にしてからの演奏でした。美しい古筝の音色に、琵琶のテクニックを駆使した演奏。シー・ジュエンさんの後半の演奏はやはり激しい。

彼女は恐らく聴衆を意識してだと思いますが、アクションが派手。だから見栄えが良いですね。ある意味ロックミュージシャンと繋がるところがあります。

さて、次は私の大好きな曲の一つ「劉三姐」。この曲もライブで聴くのは私は始めてです。レイ・インさんが独弦琴で曲の最初の音(ハーモニクス)を弾いたところ、ちょっとかすり気味で思った程音が伸びずに、続けてもう一度音を出して無事に演奏続行。気が付くと後半の歌に備えて、レイ・インさんはマイクをつけていました。

女子十二楽坊はライブでも完璧な演奏を聴かせるので、時々CDを聞いているような錯覚を覚えることもあります。しかし、独弦琴は左手の音を変える部分が非常に微妙なので、CDとはまた違った味が出ていてとても新鮮でした。

ここまでで少数人数の演奏は終わり、再び全体演奏に入ります。

全体演奏の始めは「ガンバージャ」。ここでは最初に二胡隊以外のメンバーが演奏を始めて、二胡隊は後から登場します。

そして次の曲のイントロが始まると、もう私の心臓の鼓動は最高潮に。個人的に一番好きな「奇跡」でした。演奏が終わると回りのことを忘れて「好!」と叫んでいました。

次は歌の入った「半月が昇るころ」。生で女子十二楽坊の歌を聴くのも始めての経験です。ただ、ちょっと声が演奏に紛れ気味。琵琶担当のチョン・バオさんや、マー・ジンジンさんは、ライブではCDと違って演奏しながら歌わないといけないので、その辺はちょっとかわいそう。それでも、一生懸命に歌って演奏してくれました。

「輝煌」はCDのオリジナルとは、ちょっとだけ演奏が変わった感じです。ここでは私は一人でリズムに合わせて拍手してました。もちろん手の付け根どうしで、音があまりしないようにしてですが。

曲が終わってMCにジャンリーチュンさんが登場。そして、再び歌のある「達坂城の娘」と、「ドダルとマリア」で一度終了。ラストのMCは流暢な日本語でスン・ティンさんが担当。

しかし、会場は当然アンコールを求めて拍手喝采。アンコールの1曲目はヘンデルの「王宮の花火の音楽」及びベートーベン第九から「喜びの歌」のメドレー。もうこの曲から会場全体から自然に手拍子が起こっていました。最後の曲の前のメンバー紹介では、会場の濃いメンバーから声援が全員に飛びました。それを聞いて琵琶のジャン・クンさんは、下を向いて笑っていたみたいでした。

アンコールの最後は、誰でも知っている「自由」です。この曲では演奏中にステージの左手にいたメンバーがローテーションして私の目の前に来たのですが、良く見るとスン・ティンさんはイヤホンを外してしまっています。中国では機材トラブルなどで聞こえなくなって外してしまうことがあるそうですが、今日はそんなことは無いはずなんで、彼女はあまりイアホンが好きでないのかもしれませんね。

こうして、あっという間の2時間が過ぎてしまいました。カーテンコールはマー・ジンジンさんが指揮をしてみんなが挨拶。終わってから一般のお客さんからも「すごく良かった」とか「楽器の音色が素晴らしい」という声があちこちで聞かれました。

握手会の参加メンバーは、順番にイン・イエンさん、マー・ジンジンさん、シー・ジュエンさん、ジャン・クンさん、ジャン・ジンさん、そしてヤンリン・ヤンチンの2人、最後にフマンティさんでした。

去年の長野では結構ゆっくりと進んだのですが、今回は進むのが早い早い。「こんにちは」、「松本へようこそ」と言った(一応、中国語で)以外は、「謝謝」だけになってしまいました。最後のフマンティさんには、英語で「Your voice is beautiful」。もっと気の利いたことを言おうと思っていたのですが、とっさに出た言葉はちょっと情け無かったです。でも、気持ちは通じたみたいで「Thank you」と笑顔で返って来ました。

女子十二楽坊の中では、特にジャン・クンさんと、ジャンジンさんがこぼれ落ちそうな笑顔で握手してくれました。なんかすごく得した気分です。もちろん、他のメンバーが愛想悪かったわけではありません。特にってことですので、他のメンバーのファンのみなさん、苦情のコメント送って来ないように。

本来ならスン・イエンさんも握手会に出てくるはずだったんですが、どうも体調が良くなかったみたいで、帰りもさっさとバスに乗り込んで休んでいたみたいです。演奏している時はそんな素振りは見せませんでしたから、彼女もやっぱりプロですね。

コンサート終了後はミニオフ会で、朋友さんたちと一緒の楽しい時間を過ごしました。

1年2ヶ月ぶりの女子十二楽坊コンサートでしたが、演奏も会場の盛り上がりも最高でとても良い時間を過ごしました。

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